等々力好泰の放浪記

趣味の釣りや映画鑑賞、喫茶店巡りなどを綴ります。

山梨県で昆虫採集

天気があまりよろしくありませんね。こういうジメジメした時期は夏バテが猛威を振るいます。我が社の代表取締役社長様のご好意でウナギ弁当が皆に振る舞われました。皆さんも夏バテには気を付けて下さい。

 

先日は夏休みを利用して我が子と会社の同僚とその子供で昆虫採集に山梨県まで自動車で向かいました。子供達の目当てはもちろんカブトムシやクワガタです。現地に到着するなり大自然が広がります。前回の槍ヶ岳登山による筋肉痛を堪えながら私は子供達の為に頑張ります。

場所はふせておきますが、昆虫採集で有名な場所なので昆虫採集を行っている家族連れがチラホラ見受けられます。その為か情報では沢山いると記載されていましたが、他の家族たちに先に越されてしまったのか出遅れてしまったようです。「お父さん、全然いないけど」という顔で私を見上げる我が子達に「森を探検しながら見つけるのが昆虫採集の楽しみ方なんだよ」と誤魔化しながら奥へと進みます。

 

一時間程探索して見つからず同僚に「等々力さん?置いてきますよ」と私は筋肉痛に耐えながら進んでいるのに理解をされず寂しい思いをしながら子供達が突然「いた!」と叫ぶ。結構な高さの樹液に集まるカブトムシ達。すると我が子が裸足になり、ひょいっと身軽に樹に登り始める。教えた事ないのに器用に登り始めていた姿に私は感動した。

 

カブトムシは結局この場所でしか見つかりませんでしたが子供達一匹ずつ全員に渡せました。帰りに温泉により同僚と話をします。「しかし、驚きました。アイツ木登りができるなんて」と私は思い出を振り返るように同僚に話をすると「確かにそうですね。でも私達も子供頃そうじゃなかったですか?自然と友達がやってる事を真似して」私は自分の幼少時代を我が子に刷り合わせるように見て当時を思い出す。今はあの頃と違うとニュースや教育現場でよく聞きます。でも変わらない事もある、私と同僚はしみじみ「良い事だね」と口を揃えて言う。