等々力好泰の放浪記

趣味の釣りや映画鑑賞、喫茶店巡りなどを綴ります。

諏訪市に打ち上げられる花火

長野といえば花火、とこの前妻のお義兄さんに言われそういえばそうかもしれないとしみじみと思いました。私は自然の豊かさや日本の四季を感じられるところが長野の良さだと思っています。ニュースでは都内の様子を伺うことができますが、緑が常に視界に入る長野とは別世界のように感じてしまうほどです。長野といえば花火、ということですが毎年長野県では花火大会が頻繁に行われています。長野の山から打ち上がる花火は深い青に染まった空によく映えます。東京から来たお客様をタクシーに載せて旅館まで案内した時、空は繋がっているはずなのに、長野の空は澄んでいて星がはっきり見えるなーと仰っていました。そして現在、諏訪市にある上諏訪温泉諏訪湖上からほぼ毎日15分の間、花火が打ち上がっています。湖から打ち上げられた花火はまるで咲いた花のようです。これは一か月の間、特にお盆の期間に集中的に毎日打ち上げられます。夏の風情を間近で感じることができる為、観光客もさらに多くなります。花火を見る為の納涼船もあります。混雑は一切なく、ゆっくり打ち上がった花火を見ることができます。花火を見て思うことは今年も夏が来たな~ですね。花火を見ながら食べるスイカもまた格別に美味しいです。今年はまだ食べていないので妻に頼もうと思います。

諏訪大社へのお参り

先日、妻と共に諏訪大社に行ってきました。相も変わらずとても暑かったですが、天気が良く安心しました。諏訪大社はパワースポットとしても有名らしいです。他人事のようにお伝えしているのは長い間通っているので、私にとって当たり前に感じているからです。多くの神社や寺を見てきましたが、諏訪大社ほど大地のエネルギーを感じる神社はないかもしれません。夏休みなのか、観光客もいつも以上にいた気がします。正面の鳥居から除く境内は緑の木々の隙間から差し込む光で彩られていました。自然と陽の光のコントラストが個人的には好きです。年間に何度か訪れる諏訪大社ですが、夏に来るのは意外にも初めてかもしれません。下社秋宮にある太いしめ縄にはいつも驚かされます。万治の石仏は暑い中、ずっしり身構えて鎮座していました。冬に訪れると雪の積もった姿を見ることができます。まるで日本むかし話に出てくる笠地蔵を思い出させます。あの芸術家で有名な岡本太郎さんもこの万治の石仏を絶賛していました。諏訪大社は上社本宮、上社前宮、下社秋宮・下社春宮があり、それぞれでもたらす後利益が違います。私たちは下社秋宮・下社春宮にて、お参りをしました。下社秋宮・下社春宮では家庭運や結婚運をもたらすと言われています。また秋宮では現在やっていることをさらに発展させる力、春宮では新しいことを始める際に立ち上げる力をもたらしてくれるそうです。諏訪大社にいる巫女さんも親切な方が多く、分からないことや不思議に思ったことを聞けば丁寧に解説してくれます。夏の諏訪大社からエネルギーをもらった1日でした。

長野の犀川で釣り体験

実はこの前、妻からの承諾を経て長野の犀川に出かけて釣りをしてきました。会社の同僚から聞いたのですが犀川ではニジマスブラウントラウトが有名らしいです。遊漁券を調達した後に会社の同僚情報を元に釣りスポットを目指したのですが、釣れる雰囲気が全くしませんでした。人もあまりいなかったのですが、たまたまなのかもしれません。もしかして場所が悪かったのか、と思いつつも釣れることを待つことにしました。30分ほど待つとルアーが動きブラウントラウトが釣れました。それから大量に釣れました。丁度通りかかったのかと思うくらいです。釣れた嬉しさからか集中力が一度切れ周りを見渡せば人もちらほらいました。どこから来たんですかーと世間話をしながら釣れた魚を覗き見してみたり。釣りは一人でも楽しめるものですが、長野の自然豊かな環境の中でする釣りは格別気持ちの良いものだと断言できます。釣りをしながら川のせせらぎを聞いたり、森林浴をしたり、心身共に健康になれます。だから私自身釣りを好きになったのかもしれません。長野にいると時間がゆっくり流れるなーと会社で社長が呟いている姿を見ると平和だなとつい感じてしまいます。まだ気になる場所がいくつかあるので、続けて釣りに挑戦していきます。

ラジオで聞いた意外な名曲

長野の諏訪湖に車で出かけた際、後ろで眠る子ども達をミラーで確認した後、自分の眠気も覚ます為にラジオをつけました。すると途中からでしたが井上陽水さんの歌が流れてきました。ただ、私が聞いたことのない曲でした。個人的に井上陽水さんの歌声は好きなのでほとんどの曲を聞いているはずだったので少し悩んでしまいました。とうとう曲名が分からなかった私は隣にいる妻にだめ元ではありましたが、聞いてみました。妻の口から出たのは意外な答えでした。なんと、彼が歌っている曲はあの宇多田ヒカルさんの曲だったのです。曲が終わるとラジオパーソナリティーがさくらドロップスと曲名を言いました。家に帰宅後、先ほどの曲がどうしても気になったので検索をしてみました。宇多田ヒカルさんの原曲はしっとりしたバラードに対して井上陽水さんが歌う同曲はラテン調になっています。さすがです、自分の曲のように染め上げています。これを機に宇多田ヒカルさんの曲も聞いてみようと思いました。彼女の歌声は老若男女問わず魅了することで有名ですよね。英語関係の曲は苦手でしたが、さくらドロップスは好きです。たまたま聞いたラジオで素敵な曲と出会えるとは思ってもみませんでした。

アド街ック天国 信州上田を視聴

先日、何を見ようか悩んで結局永遠の0を見てしまいましたが、4月に録画したアド街ック天国の長野編を見たいと思っていたのを忘れていました。しかし、永遠の0を見ることが出来たのでこれはこれで良かったなと思っています。仕事から帰ってきた後、妻にビールと枝豆を出してもらい準備万端で視聴しました。今回のアド街ック天国の長野では信州上田が特集されていました。信州上田は寺や神社が多くある為、年末年始や祝い事、行事があると賑わいます。戦国武将真田幸村の故郷でもあるので観光客は年中います。最近思うのが若い子、特に若い女性が増えてきました。杏さんのような歴女が増えてきたからでしょうか。故郷である長野を多くの人に知ってもらえるのは私としても嬉しい限りです。寺や神社を抜けると温泉街があります。寺を巡った後の温泉は味わいがありますよね。定番のコースです。また、神社だけではなく老舗や製糸場や演劇場など昔ながらの建物もあります。ここだけ時代が止まったような感覚になります。アド街ック天国ではこういった建物を紹介し焼き鳥屋や酒屋など巡っていました。温泉街を見てたら温泉にも行きたくなったので、妻と子ども達に提案してみます。

永遠の0を視聴

お祭りに行った次の日に何か見ようと思い録画した番組を見漁っていたら、あっという間に時間が過ぎてしまいました。一番古いものから見ようかなと思ったら、ちょうどチャンネルNECOで永遠の0が放送されていました。途中から見たのですが、V6の岡田さんの演技に惹きつけられそのまま永遠の0を見ることにしました。永遠の0は戦時中の話です。岡田さんは主人公である宮部という役を演じていました。宮部は航空兵という立場で命を捨ててまで国を守らなければならない使命であったのにも関わらず、彼は巧みで慎重な操縦により墜落されることなく、生き延びていました。そんな彼に対して臆病者と詰る人々は多くいました。宮部を演じる岡田さんが部下に対して言った「お前が死んで悲しむ者はいないのか?!」という台詞に心うたれました。台詞もさながら岡田さんの演技力に強く感銘を受けました。気迫の演技力に目や表情で訴える様は画面越しに想いが伝わってくるほどです。彼は後ほどアカデミー賞を受賞していました。戦争を経験したことのない彼はどんな気持ちでどんな思いで宮部を演じたのか、それはもう彼の演技力を見ればわかります。日曜昼には少し内容が深い映画視聴でした。

須坂市須坂カッタカタまつり

7月16日の土曜日に妻と子どもと一緒に須坂市のカッタカタまつりに行ってきました。前の日には突然の雨があり、無事開催されるか不安でしたが天候や気温に恵まれました。丁度良い気温と長野の心地よい風につつまれ楽しむことができました。お祭りは午後の3時半からだったのですが、準備諸々をしていたら夕方になっていました。歩行者天国は既に多くの人で賑わっていました。太鼓のメロディーとともに子どもから大人まで楽しく踊り、私や妻、子ども達も楽しく踊ることができました。夜になると山車デコレーションや表彰があり、今年も無事に祭りが終わりました。私と妻は毎年この祭りに参加をします。子ども達と一緒に行くこともあれば、子ども達は友達と一緒に回ることもあります。祭りには何回も参加していますが、祭り名を口に出すだけでお祭り気分になります。“カッタカタ”、この名前の由来は昔使用されていた須坂の繰糸機が奏でる音からきています。お祭りだけではなく、フリーマーケットも多く開催しています。来年も行きたいなーと妻と話しました。長野にはまだまだお祭りがあります。多くの人に長野の美しい夜空に浮かぶ花火を見てもらいたいです。

四季を感じる長野県

長野県出身の私ですが、長野県はとても住みやすい町だと日常生活の中で実感しています。最低限の生活だけで満足できる、そんな空間だと私は思っています。自然豊かな地域で新鮮な野菜や米をお腹いっぱい食べることができる、この上ない幸せだと感じています。冬には雪が積もり、スキー場が賑わいます。春には色鮮やかな花達が緑の中で芽吹き始めます。夏には諏訪湖祭湖上花火大会千曲川納涼煙火大会、信州上田大花火大会など大きなお祭りで花火を見ることもできます。秋には紅葉が山を染め上げていきます。長野は四季を色で感じることができる県です。長野県を舞台にした映画もよくあるようです。子供たちと見た細田守監督のサマーウォーズ上田市をモデルとしています。私はあまりよく覚えていないのですが、子どもたちがはしゃぎながら「ここ見たことある!」と言っていました。白線流しの舞台となったのが松本市です。松本市櫻井翔さんが出ていた神様のカルテの舞台となっています。夏の時期になると上高地は夏休みの小学生が遊びにきます。そういった風景や子どもの麦わら帽子姿を見ると夏がきたなーとしみじみ思います。子どもと虫取りをするのが結構楽しみだったりするのですが、ゲームに夢中になっているかもしれません。

昔ながらの喫茶店

週末に喫茶店でゆったりとした時間の中で珈琲を飲むのが至福の時です。休日や時間が合えば妻とも一緒に行きます。テレビや雑誌で見かけるカフェも良いとは思いますが、私は店内で流れるクラッシック音楽、珈琲豆を挽く音、エプロンを着たマスター、目に映る全てが若い頃を思い出させる純喫茶を好みます。マスターと自分が同じくらいの歳で長野出身だと、思わずどこの学校だったかと世間話をしてしまいます。私の感覚になってしまいますが、長野出身の方はどことなく雰囲気が似ています。穏やかでのんびりとした印象を受けます。私も妻によく言われますが、良くも悪くもマイペースです。長野には多くの喫茶店があります。長野市にあるチェンバロという喫茶店はお菓子の家のような木でできた小屋は長野の自然と一体化しています。店内ではバロック音楽が流れていて、ゆったりとした空間と共に西洋の食器で料理が運ばれてきます。男の私からすると、少し品が良い内観ですが妻はお気に入りです。高原が傍にあるので山登り帰りの方がよく立ち寄っています。

喫茶店といえば私にとって珈琲とトースト、ナポリタンがあります。松本市松本駅前にある翁堂という喫茶店のナポリタンは美味です。そして、サービスなのか量の多さにも驚きます。味もしっかりしている為、得した気分です。女性の方は少なめにした方が良いかもしれませんね。また、ピラフやハンバーグなどのメニューもあります。

長野といっても広い県ではありますので、市によって店や町が変わって見えます。まだまだ散策する余地があるなと思いながら、のんびり週末を過ごしています。

長野でのワカサギ釣り

先日、釣りビジョンで今年1月に放送された番組の長野編をやっと見ることができました。というのも、録画をするものの見る時間をきちんととっていませんでした。長野編では木崎湖でワカサギを釣っていました。私自身、木崎湖で釣りをしたことがあります。自分たちで釣ったワカサギをその場で食べることが出来て家族でいい思い出になりました。この番組を見て思い出しました。

家族とキャンプに行った際、木崎湖で釣りをしました。木崎湖にはキャンプ場があります。宿泊施設が充実していて二階建てバンガローで電気もついていました。寝具だけ持ち込めばあとは困りません。二階建ての他にも岬バンガローがあり、湖が目の前に広がっています。室内は少し狭いですが、子どもたちはこの部屋がいいと一点張りだったので、この部屋に泊まることにしました。眺めがとても良く天気も良かったので絶好の釣り日和でした。妻や子どもたちも湖に出てみたいと言ったので、早速モダンボードの方へ行きました。

ボート乗り場に行くと私たちのような家族がいました。既に釣った魚を天ぷらで揚げている人たちも。釣り用具はもちろん、調味料やコンロセットも貸し出しをしているので手ぶらで行けるのがいいですね。スタッフの方を筆頭にワカサギ釣りを開始しました。ワカサギ以外にもブラックバスやマス釣りもありますが、私はワカサギの天ぷらが好物でして、妻と子どもたちも賛同してくれるだろうとワカサギ釣りにしました。スタッフの方がワカサギのよく釣れるポイントを教えてくれます。そこに仕掛けをして反応が出るまでしばらく待ちます。妻は釣りより湖の景色に夢中でした。驚いたことに、すぐに反応が出てリールを引いてみると一匹釣ることが出来ました。子どもたちもこれには大はしゃぎです。そこから40分ほどかけて続けると20匹近く釣れました。

スタッフにお願いをして調味料とコンロを借りました。その場で天ぷらにして食べました。さっきまで元気よく泳いでいた魚を食べるなんて、不思議な体験でしたが新鮮なのかお店で食べたワカサギの天ぷらより美味しく感じました。

趣味である釣りはお世辞にも上手いとは言えませんが、自然に囲まれた環境で湖を眺めながらする釣りは精神を穏やかにさせますね。家族であまり釣りをする機会がありませんでしたが、妻や子どもたちも楽しんでいたようでいい休日を過ごしました。